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我が家のギリギリ疎開計画50


妻と娘は、最近二人で出掛けるようになりました。

屋内で娘が歩き回れる場所は限られます。

二子玉川ライズ、IKEA、そしてきのうはモザイクモール港北。


僕は、頑張り方を考えています。

考えなくては頑張れなくなった。

いつまでも空回りしていたら

続きません。


恥ずかしながらやっと気付いたことがあって、

それは、移住に必要なのはお金だということです。

僕と妻はバイト探しに奔走しています。

なかなか条件整わず、四苦八苦しています。


まだ恵まれている僕は、

あれやこれやと考えられることはすべてやろうと、

本業の売り上げ拡大策、

あらゆるジャンルの副業模索、

そしてアルバイトと、

資金底上げにない知恵を

乾いたぞうきん絞るようにひねり出しています。


娘のためです。





自慢じゃないがうちの娘は可愛いです。

この親から何でと思うほど、可愛い。

もう少し鼻がだんごっぱなでなくて、目が二重だったら

申し訳ないが誰も勝ち目はありません。

いまだにこの子はどこの子なんだろうと

ためしに本人に聞いてみたりしています。

答えませんが。


僕らはこの子を

かっこいい、いい女にしないといけない。

乱暴な子がなぜかやさしくなるらしい我が娘。

素質はある。

必ず僕らは君を守る。



僕は今弱っています。

毎日のように妻をいら立たせている。

言い訳はしません。

しないことが今の僕のすべきことです。

頭ではわかっています。



見苦しい、読みづらいこと書いているかもしれませんが、

それが何か役に立つならと思い、

書いています。

皆さんの子供たちに何ができているか、

それを考えると恥ずかしい限りです。



ゆっくりでも前へ進みます。子供の為です。

今の大人がやるべき仕事はそれしかありませんから。



次回に続く。



# by yanetuki | 2012-05-19 06:40 | 我が家のギリギリ疎開計画 | Comments(0)

我が家のギリギリ疎開計画49


魔の2歳児が靴を履いて外へ出ると言い出した。

妻は黙って首を横に振り制止する。

僕の親父は数カ月ぶりにやってきた孫娘にはしゃぎ

よれた凧を上げようと一生懸命表に誘う。

“今日は風が強いよ、上がんないよ”と僕ははぐらかした。

お袋もそうだよできるわけないよと親父を軽蔑したが、

それがいつもの通りの軽蔑のなのか

それとも僕ら家族の事情をくんでのことなのか、

僕には読み切れなかった。


5月5日の子供の日には

相模川には強めの風が吹いた。

年に一度の大凧は優雅に空を舞っていた。

ほんとなら強風の中、

埃が舞うような河原には行く気はなかったが、

いとこ家族の子供たちは行く気満々で

自前の凧を準備している。

もう一回行ってきたと言っている。

午後も行く。普通なら当たり前のこと。

ようし行くか、上げるの手伝ってやるとは

今の僕にはもう言えない。

娘を抱っこし、

僕は何を取りつくろっているのか自分でもわからぬまま

出かけた。

ついてくる妻の顔は見れなかった。

僕はふがいない。




ダメだと認識したことを

根拠なく大丈夫と思い改めることは難しい。

僕たちは誰より一番娘を外で遊ばせたいのに

根拠のないままただ雰囲気で流されるように

それを許してしまうのはしたくない。

しかし娘のストレスをためることもしたくない。

風のない、埃の舞うことのないとこなら少しはいいか。

僕らはまたそこで葛藤する。



こんな生活。

だから今僕はとても焦っている。

はやく移ってしまいたいのです。

しかし、考えることが山のようにあって

逆に手がつかない。

今の仕事の売り上げも考えなくてはならないし、

支払いのことも気にしていないといけない。


払っても払ってもまた払えという。

次は何だという感じ。


難しいプラモデル作りを、

今頭の中で作業工程を整理しようとしている。

困るのは、組み立て図がないこと。

混乱なんてもんじゃない。

麻痺だ。


昔の僕が言っている。

難しい問題は単純に考えろと。


そうか。そうだった。

けれど、もうひとつの問題、じゃまの問題。

頭に“魔の”がついた2歳の娘が

一人唄いながら走り回って僕の作戦会議に乱入してくるのだ。


娘のせいにしようというんじゃない。

勿論、妻のせいでもない。

僕のキャパの問題なのです。



僕はたまに宙に浮きたくなる時がある。



ダメな夫です。

ダメな父親です。

ダメダメ君です、ぼくは。

こんなこと、

こんな子供騙しに綴るのだから。



次回、今の僕には浮かびません。



追記:



5月5日に日本に存在する原子力発電所が

すべて止まりました。

これは僕たちが稼働反対を主張した故の成果です。

しかし止めればいいというものではない。

それにより職を失う人がいる。

廃炉の問題は依然として残る。



そしてなにより、

起こった大参事は何も終息しておらず、

今のこの瞬間もたくさんの子供たちが被曝している。

脳なし閣僚が連休中、

人の金で視察だと言って海外に遊びに行きまくっているさなか、

子供は苦しみ、知らされぬまま放射能を浴びながら

お母さんと出かけているんだ。


これを狂気の沙汰と言わず何というか。


この国は子供を守らないどころか、

積極的に殺そうとしている。

これは事実です。

言いすぎでもなんでもない。


国がそういうことやるということを

想像できないなら特攻隊を思い出してください。

国は子供を殺してでも国体を維持しようとする。

いや、しています。




ぶっ潰さなくていけないことはくさるほどあり、

原発問題はやっとこれから始まる。

そして僕の個人的な問題も山積している。


しかし、とにかく、手はつけなきゃいけないですね。




次回、続けようと思います。






# by yanetuki | 2012-05-07 07:12 | 我が家のギリギリ疎開計画 | Comments(0)

我が家のギリギリ疎開計画48


妻と娘が帰ってきて一週間たつ。

戦いの前線にあった参謀本部は

今は娘の城になっている。


娘は僕が出かけることを警戒する。

何度も長い別れを経験させてしまったせいで、

僕が動くとくっついてはばれず、

出かけた後は騒いで大変みたいだ。


娘に僕は辛い思いをさせている。

半分すまないと思い、

しかし一方で半分強くなれと期待している。


彼女には申し訳ないが強くなってもらわないと困るのです。

ぼくがいずれ役に立たなくなって、そしていなくなる、

これからの世の中は

今以上に強くないと生きていけないと思うから。

だから、

明るく強く、笑って豪快に生きてぬくだけの力を

彼女には持ってほしいのです。





まぁ、ですが。


そういう期待や思いや予測とか、

そういうものはとりあえずこっちに置いといて、

この一週間は、

呑気に楽しく過ごした一週間に、

させていただくことができました。

家族はやっぱり、一緒に暮らすのが一番です。





休みになると体調が崩れる。悲しい性。

二人が帰ってきて気は抜けたせいかもしれなし、

それにダメを押してしまったせいもある。


久々ロケに行ってきた。

あんだけテレビのことぼろくそ言っといて

ロケなんか行くなんてと、僕も思う。

魂売ってるかもしれないが仕方ない。

生きるためだ。

前の会社には、

あいてれば手伝うよと言ってある。

向こうからお願いしてくるので

こっちはやりやすい。気まで使ってくれる。

僕には僕で、考えもある。


ありがたい。


今回余計に行く気になったのは、

昔世話になった人と再会できるということと、

内容が、超スーパースターのPVロケだったから。

“お~イイねぇ”と即答でok出した。

もと上司や“戦友”とたっぷり話ができた。

スーパースターと同じ部屋の空気を吸えた。

間近にいれた。

この気もちを表現するとばれてしまうので

それはやめておく。


息抜きと思っていたロケが、とんでもない、

溜まった疲れを吐き出すきっかけになった。

ロケはいつも騙される。久しぶりの日付越え、

日報は25時と報告した。


全身の筋肉痛と頭痛、のどの痛みが3日ほど続く。

今日ものど飴欠かせない。

痰が絡んで仕方ない。

筋肉痛と頭痛はだいぶ引いたが

倦怠感は収まらない。


歳は取りたくないってこういうことか。


きのう今日と仕事を軽くこなし、

明日からは妻の“戦友”とじじばばに会いに行く予定。

そうそう休んでもいられないが、

休む時間も大事だ。


頭の中に移った参謀本部は

それでも相変わらず先を見据えて画策している。


連休はすぐ終わるからね。


次回に続く。









# by yanetuki | 2012-05-02 07:45 | 我が家のギリギリ疎開計画 | Comments(0)

我が家のギリギリ疎開計画47


妻は片づけに追われている。

送ってきた荷物の空の段ボールと

きのう買い物で貰ってきた段ボールは

ばらさず箱のまま取っておく。

僕と考えは同じだった。


ピンクのキャリーケースは

娘のおもちゃ棚の横にどかんと置かれている。

妻は長崎から疎開の集団生活の

おおらかな習慣も土産に持ってきた。

そのほうが気は楽になるからいいなと思う。

以前の生活を考えると

僕らは相当頑張っていたなと思う。


今回、妻に見てきてもらった物件については

諦めることにした。

山の中で、足の問題が一番ネックになった。

建物と環境は素晴らしかったんだけど。

そこでの移住あっせんの方とは

今後もやり取りさせていただけそうだ。

それだけでも意味があった。


いい情報あればすぐに長崎から知らせが来ることになっている。

今一番の頼みの綱は長崎。

夏にまた行くかもしれないが、

その前に決めてしまいたい。


僕にもう少し金銭的余裕があれば

移住なんて難しくない筈なんだ。

探すのが住まいだけでなく、

仕事もセットだから難しくなる。

住まい先か仕事先かも

実際動いてみるとその判断は難しい。


移住なんてそもそも余裕があるからできるのです。

ない人間がどうやって移住するか、

それも過酷な状況で。

是非それを僕はここでご案内したい。


それが僕のここでの目的です。

皆さんの子供たちへのせめてもの償いだと思っています。


頑張ります。

お知恵をください。



次回に続く。
# by yanetuki | 2012-04-27 07:10 | 我が家のギリギリ疎開計画 | Comments(0)

我が家のギリギリ疎開計画46


今朝はものが書きずらくて仕方ない。

ひとつは調子の悪いパソコンのせいだけど、

もうひとつはさっきからおもちゃをちらかし

つまみ食いをし、

くっついて離れない、

奴のせいだ。



空港の荷物受取りの向こう側から

彼女は必死に僕を見てくれた。

走って僕のところに来てくれた。

僕は三度抱き上げる。



娘は大人になった。

僕は最初少し照れてしまった。

彼女は照れてなんていないのに。

娘は娘で考えて動くようになったかな。

そう見える。


まだ部屋はたくさんの荷物と思い出話で

ごった返している。

今日は片づけの日だ。

そして買い物の日。

匂ってきた。

おむつ替えよう。



戦いは明日からになるかもしれない。


次回に続く。


# by yanetuki | 2012-04-26 09:02 | 我が家のギリギリ疎開計画 | Comments(0)

我が家のギリギリ疎開計画45


出発の朝を

二人は迎えているはずだ。

妻はきのう荷物をこちらに送り、

お世話になった皆さんに

挨拶をして回った。


娘が初めてブランコで遊んだ公園にも

お芋を植えた畑にも。


娘には第二の故郷ができた。

娘の人生ははじまっている。


感謝。ありがとう。


妻は少しセンチメンタルな気分でいるんだろう。

彼女にとっても忘れられない土地になったはずだ。


けれど、


僕は前に進む役に回る。

厳しいことは言いたくないのでここだけで言うけれど、

今そういうセンチメンタルな気持ちは

命取りになりかねない。

次に進まないといけない。

娘のために、次に行こう。


二人は移動し、物件を見て一泊した後

機上の人になります。


次回に続く。






# by yanetuki | 2012-04-24 08:52 | 我が家のギリギリ疎開計画 | Comments(0)

我が家のギリギリ疎開計画44


おはようございます。

今週妻と娘は帰ってきます。

その前に、二人は今僕らが検討しているある物件を

温泉旅行を兼ねて見に行くことになりました。


その結果で判断したいと思っています。


これで何度めの二人の九州旅行になるでしょうか。

負担ばかりかけて申し訳ない。


今度動く時は3人一緒にと思っています。

もう別れ別れはごめんです。


あんな辛い別れは、

もうたくさんです。



次回に続く。




# by yanetuki | 2012-04-23 07:26 | 我が家のギリギリ疎開計画 | Comments(0)
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不惑を過ぎた屋根つきの、無責任極まりない書置き


by yanetuki

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