初めて「天むす」を食べたのは2Hの時の池内淳子さんの差し入れだった。小林圭樹さんは“毎日毎日、俺は朝から仕事してんのに女房は家で気楽なもんだよぉ”と三崎千恵子さんを笑わせていた。あんまり昔で、新米のよくわけがわかっていなかった頃の話なので、よく覚えていないけど、毎日の出来事は新鮮だった。スタジオというのは薄暗く、外の様子も分からない。そんなところで飲食を共にする。単発なら1~2週間、連ドラはスタンバイ入れると4~5か月になる。そうなるとスタッフは、時に演者も含めて仲間意識が出来る。そんな仕事場だった。
この先は、じょじょに記憶がはっきりしてくる。
いろいろ書きたい。
次回に続く。