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2015年 02月 06日
きのう僕は学校に勤めだして初めて会議で発言したんですけど。
来年度、今の飼育栽培委員会を飼育委員会と栽培委員会に分けようという案についての議論だったんですが。 その案は“今の委員会では委員の子どもたちや担当先生の負担が非常に大きい。これを二つの委員会に分けて負担を減らし、さらに飼育委員会については今飼っているウサギの世話を今まで通り委員会とクラスの飼育係と協力してやるか、あるいは委員会と委員会担当の先生でだけでやるかを検討したい。”という問題提起から出されたものなんですけど、いずれにしてもウサギの飼育は子どもたちにも先生方にも負担が大きいという事なわけです。 話し合ってもなかなかこれという意見が出ない。見かねて事務の先生が“そもそもウサギは買う必要があるのですか?なんのためにウサギを飼うのでしょうか?”という問いを投げかけられました。 命の大切さを教えるなら、そこに矛盾はないのかという事ですかね。 一瞬止まりますわな、やっぱり職員室の空気は。 もう少し学年で話し合ってみてくださいという教務の先生の進行でまた近所で話が合い始まったんですけど、そこで目の前の席の専科のベテラン先生にそっと聞いてみました。 “今ウサギは1羽いるんでしたね?” “うん、そうよ” “ってことはこのウサギをどう飼育するかっていうことで、ウサギを飼わないっていう選択枠はないっていう事なんですか?” “ううん、そんなことはないよ。(その隣のもう一人の専科の先生と声を合わせて)” “思うんですけど・・、” “うんうん。(のり出した)” “飼うのやめたらいいと思うんですけど。” “(ほうっていう顔)” “ウサギにしてみたらこんな不安なことないと思うんですよ。子どもたちだけに自分の世話されるのも不安だし、忙しくて負担が大きいとおっしゃってる先生におんぶに抱っこってのもなんか大丈夫かなぁって感じになりそうで・・。僕がウサギならこれはたまんないです、はっきり言って。” “うんうん、そうよなぁ、じゃ先生それ言ってそれ言って。” “いやいやいや僕はそんな・・” “いいからいいから、いい意見だから。” ってな具合ではじめての発言て事になったわけです。 命の問題でしたのでやっぱり言いたくなったわけです。 今までも発言したいなと思う場面は何度かありましたが 臨時ですしね、教員でもないし、来て半年たつか経たないかですし、 飲み会で、そういうオフ会では男の先生にはこの3年間の経緯を 幾人かの女の先生にはこんこんと現状を訴えましたので そういうことに僕の役目はあるなと思っていますので まぁここはいいかと職場では沈黙を続けているのですけれど、 今回は黙っていようとは、なりませんでした。 会議が終わってなんとなく僕は視線に困った。 そしたら校長先生が“先生ありがとう”と声をかけてくれました。 素晴らしい意見やった。ありがとうというふうに。 傍の二人の先生もうなづいた。 あ、助かったと思いました(笑)。 まぁいいよ、校長に嫌われなければいいんだいいんだと慰めた、汗。 次の日、微妙なんだけどいろんな先生の態度が微妙に変わりました。 僕の意識はあんまり変わんないんだけど。 なんかこう、もう一歩先生たちの中に入っていったように感じました。 実際どう思ってんのか知りませんけど。それはたいした問題じゃない。 で、 少し先生たちと近づいたかなと思った時、今なら奥のいろんな話も聞いてくれるんじゃないかなと 感じました。そしたら気が付いた。 自分たちの思いを聞いておらおうと思ったら、まず聞いてもらいたい人の視線に立ち入らないと。 それで、 ウサギの世話の問題に僕が発言したことで、 僕の実はもっと話したいことまでも、先生は聞いてくれるようになったって思えるようになったっていうのは、 まさに今僕が岡山でやろうとしている事そのものじゃんかというふうに 気が付きました。 遅いか(笑)。 移住者にとって地元の人との交流は大事だと思っています。 なぜなら移住者が日々暮らす環境は、地元の皆さんがつくっているものだからです。 人間一人では生きていけないという言い方がありますが 移住者も移住者だけでは生きていけないと思います。 そして、 違う価値観の者同士が交流することで新しい価値観が出来ることを期待できます。 今一度、僕らは何をしたいのかをじっくり考えていきたいと思っています。 誰にも言っていませんし今後も言うつもりはありませんが 僕は本気で岡山をひっくり返すつもりでおります。 岡山モデルをつくって日本国中に宣伝するつもりでおります。 移住者にはそれが出来ると思っています。 やっと書き終えた、汗。 おかやまくらしをはじめる会 田代
by yanetuki
| 2015-02-06 07:26
| 我が家のギリギリ疎開計画
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